NPO法人 Jキャンプ

 Jキャンプの事業

Jキャンプ2009 茨城キャンプ 報告 講師陣 感想文 ギャラリー


Shoji安藤翔治(持ち点1)/ベストキャンパー
安藤翔治
Jキャンプ最高!
 まず初めにこのJ−CAMPを創り上げて下さったみなさん、スポンサーのみなさん、1つのチームで一緒にプレイした【J−TRAIN】のみんな本当にありがとうございました。今回、3回目の参加となったCAMPも本当に楽しく充実したものになりました。

この楽しさを過去2回の参加で知っている自分は完全に初日から舞い上がっていました。 2泊3日という限られた時間でどれだけ自分は車椅子バスケを楽しみ、学び、強くなれるか。それを常日頃から考えている自分にとって2泊3日はとても短いもので1分1秒でももったいないと思えて仕方ありませんでした。テンションの上がり過ぎでチームのみんなに迷惑かけてしまったかとちょっと不安なくらいでした(汗

 一つ一つのステーションなどで教えていただく中でみんなが少しずつ少しずつまとまっていき、最終日のリアルトーナメントでは本当のチームになっていたと思いました。自分は必ずゲーム中にチームのひとりひとり全員とパートナーを組んで1つのプレイを作り出すことに夢中でした。1つ1つのプレイにみんなの気持ちとチーム全員の気持ちが重なって優勝という結果が出たのだと思います。何度も何度も話して、なかなかできなくて悔しくて涙目になりながら、それでもチャレンジし続ける人、車椅子バスケを初めてまだ間もなくてどうしていいかわからない中で一生懸命1つのプレイを作り出そうとする人、チャレンジし続ける中で得たものを使って仲間と助け合おうと頑張り続ける人、いつも冷静に回りを見て話を聞いてまとめてくれる人、そういうみんなの姿が今でも目に浮かびます。そして自分もそういうチームメイトに支えられ、刺激されて本当に楽しむことができました。

 このCAMPで学ぶことは本当に多くて、3回も参加させてもらっていますがまだまだ吸収しきれないことが本当に多いと感じました。車椅子バスケの技術はもちろん、障害のこと、チームスポーツの素晴らしさなどいろんなものが凝縮されていると思います。そんな中でこのような素晴らしい賞をいただけて本当にうれしく思います。発表された時は本当に実感もできなくて、ポカーンと呆けてしまっていました。個人としていただく賞はこれが初めてで、帰宅後に終わってしまったさみしさと、みんなで頑張ったCAMP中の充実感とが一気に込み上げて涙が止まりませんでした。この賞は【J−TRAIN】みんなの力があったからこそだと思います。お決まりのセリフかもしれませんが、みんなベンストキャンパーです!

 今回もこのような最高のCAMPに参加できて本当に良かったと思います。できることなら毎年参加したいくらいです!このCAMPで学び、確認できたことをこれからの自分のバスケに活かして“化学反応”をおこせるようにまた日頃の練習から頑張っていこうと思います。もちろん楽しむことを忘れずに!
 本当に言葉では表しきれない素晴らしいCAMPをありがとうございました!!



Shin須藤真乃介(持ち点1)/トップウォーリアー(果敢に取り組んでいた人)
須藤真乃介今回の『Jキャンプ』に参加でき本当によかったと思いました。
その理由としていくつかあるのですが、まずはいろいろなことを学べたというところです。初心者でもちゃんとわかるぐらいに1から教えてくれていました。私も知らないことが何個もありました。

あと、このキャンプには『キャンプルール』というものがあり、それは『EFFORT(100%全力プレーをする』『LEARNING(学習する→質問する)』『TEAMWORK(チームワークを大事にする)』そして『FUN(楽しむ)』でした。これはうちのチームにも言える大事な事だと思いました。

次に、外国の選手や日本代表に選ばれた選手がコーチをしてくれたことです。どんな練習をしていても、コーチがちゃんと見てくれて、出来なかったところは何回でも教えてくれました。それは自分の経験から学べたことも教えてくれてすごく勉強になりました。やはり、すごいコーチに言われたことは頭のなかにもちゃんと残るし、次はその言われたことを絶対にやろうと思うことができました。

また、練習を始める前の時間や休憩の時間には日本代表の選手と普通に会話をしていて、今考えたらすごいことだなと思いました。自分は福岡から来ていたので、日本代表の選手は自分にとって憧れでこのキャンプで会えるだけですごいことなのに、その選手たちと会話ができて、すごくいい経験だったと思います。

あとはチームがよかったと思いました。私は『Smile』というチームに入りました。そのチームはもちろんお互い顔を見るのも初めてな人ばかりだしお互いの障害なんかもわからないようなチームでした。そんな感じなので、最初の声だしもすごく小さな声しか出ていなかったと覚えています。でも、『Smile』というチーム名にしたのは、キャンプのルールの1つと同じく『FUN(楽しむ)』ようなチーム名がいいとみんなで考えてこの『Smile』というチーム名にしました。そのあとにはお昼休みでチームの人で一緒に食べようということになり、その中でいろいろな話が出来たのもこの「車いすバスケ」をやりにきたという共通点があったのもあると思いました。

1日目の午後の練習からは、いろいろなコーチが言っていた「精一杯声を出す」を頑張ってみんな声を出していました。ゲームのときもちゃんと自分の意見を声に出してみんな言っていて、すごいやりやすかったし、すごい楽しかったと思いました。自分が言うのもおかしいと思いますが1日目は『Smile』が一番声は出ていたんじゃないかと思います。また、年齢も近くて、練習などでいい競争相手にもなりましたし、すぐに仲良くなりました。

最終日の『リアル・トーナメント』ではめったに味わうこともないくらい白熱したゲームが出来ました。みんなで精一杯声を出していくゲームでしたし、この声出すことの大事さがよく分かるゲームでした。またベンチ中の人もコート内でやっている人に負けないぐらい声を出していて、これは、今の自分の本当のチームではないことだと思いましたし、これから自分のチームでやらなくてはいけないことだと本当に思いました。
『リアル・トーナメント』では負けてしまいましたが、『Smile』はチームワークを大事にしていたと思うし、声も選手・コーチが全力で出していてすごくよかったと思いました。そして何よりもすごく楽しい大会だったと思います。

この『Jキャンプ』に参加できて、すごくたくさん学べたし、すごく楽しむことができるキャンプでした。




Aki吉村亜希子(持ち点1)/トップラーナー(常に学ぶ姿勢をもっていた人)
吉村亜希子講師の皆様、スタッフの皆様、キャンプに携わってくださった方々に感謝しております。私が参加させていただくきっかけは、Jキャンプに参加した人が「楽しかった」と口を揃えて言うので、私も是非参加させていただきたいと思い、今回初めて参加させていただきました。

今回のキャンプは、自分のスキルについて測定するパフォーマンステストから始まりました。雰囲気に圧倒されてしまい不安もありましたが、講師の方々は個々のスキルに応じて指導してくれるので、徐々に不安がなくなりました。

3日間と短い時間の中で、基礎から技術・精神面までと色々な事を教えていただきました。そして、車椅子バスケボールの魅力である、障害の有無に関わらず一緒に楽しめるという事を実感しました。そこで大切なのは、コミュニケーションを取り信頼関係を築き、お互いを理解する必要があるという事を教えていただきました。
その結果として、最高の仲間“レッツJ”のチームメイトに出会えた事に感謝しています。

また、ベストラーナー賞とすばらしい賞をいただけたのも”レッツJ“のチームメイトみんなのお陰だと思っています。また、リアル杯で優勝は出来なかったのですが、勝つ喜び以上に、チームが1つになってこの3日間で教えていただいた事を最大のパフォーマンスで表現できた事が嬉しかったです。

今回のキャンプを通して感じた事は、何をするにしても壁は必ずありますが、それぞれがどの様にして壁を乗り越えるかが大切なのではないかと考えさせられました。
皆様のお陰でとても貴重な経験をさせていただき感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。




Aiko愛知裕子(健常者):トップチームプレイヤー(チームに奉仕、貢献した人)

愛知裕子今初めて会った人と一緒にチームを作るというのは最初すごく不安でした。
3日間しか一緒にプレーできないのに、しかも3日目にはトーナメントもあるのに。
チームが決まり、最初にチーム名を決めた時も全然案が出なかったので、これでやっていけるのかと思いました。でもチームでプログラムを練習しているうちにそれぞれがどんなプレーヤーなのか、どういう人なのかが徐々にわかってきました。セッションごとに何やるべきかが明確になっていたので、みんなで気持ちを同じ方向に向けられたとも思います。セッションの最後にゲームがあったので、チーム、自分自身のモチベーションをあげることもできました。私のチームは最終日までに1回しか勝ててなくて、でもそれが逆にトーナメントでは勝とう!という強い気持ちにさせてくれたと思います。

最終日のウォーミングアップでセンターアウトをやって優勝できたときは、本当にうれしかったです。誰も手を抜かなくて、アウトしてしまった人もみんなで応援して、チームが一つみなれた気がしました。最初にあった不安は全然なくなっていました。これでトーナメントも戦っていけると思いました。

試合ではジェフ講師の指示のもと、2日間で学んだプレーができたと思います。特にうちのチームではクロスピックをすごく意識してやったので、それが決まる度にみんなで喜びました。1対1でゲームをするのではなく、5対5でできたと思います。最後は勝つことができなくて悔しかったけど、最高の試合でしたし最高に楽しかったです。私が今回の賞を受賞できたのはこのチームだったからです。みんなでチームを盛り上げて、助け合ったからこそトップチームプレーヤー賞をいただくことができました。

今回初参加でしたが、本当にたくさんのことを学ぶことができました。特に、Jキャンプの4つルール、100%でやる・学習する・チームワーク・楽しむ 
はずっと忘れないでいきたいです。来年以降はもし可能ならボランティアやスタッフサイドでJキャンプに関わっていきたいと思います。
素晴らしい3日間にしてくださって本当にありがとうございました!!!


Miya宮ノ原正功(持ち点3)/一日目MVP(ハッスル)
宮ノ原正功 キャンプ中はいろいろとお世話になりました。
私は、バスケのキャリアは長いですが、全く基礎が・・・という感じもあり、チームの仲間から38歳という年齢もあり「最後に一緒に一花咲かせようぜ!」の一言から、がんばろう!と思い、せっかくの機会なので、チームの若いメンバーとともに参加させていただきました。

初日のパフォーマンステスト!は、「いつもの動きと気合だ〜!」と思い、動きと声出し!をがんばろう!との思いで頑張ってみることにしました。その甲斐あってか?キャンプの参加メンバーからすると、年寄りの頑張りのご褒美か?初日に賞を頂き、とてもうれしかったです・・・が、そんな感じからか、次の日からのチーム内の声出しもすることになってしまいました。おかげさまで、ハッスルしすぎて三日目にはほとんど声が出なくなってしまいました。が、チーム内の役にも少しは立てたのかな?とうれしく思います。

それにしても、この三日間、楽しみながら少しずつ基礎的なことが入ってきて、いつの間にか動けている感じがしてきてとても楽しく、そして身になった三日間だったと思います。そして初日からの目標とした「全力プレーで楽しむ!」も達成!?という感じもあり、とてもよかったです。これからは、今回のキャンプで学べたことをチーム内でたくさん出していけるように頑張っていきたいと思います。

最後になりましたが、今回は及川さんをはじめ講師の方々に大変お世話になりました。有難うございました。



Ma水野真由美(健常者)/2日目MVP(トップピッカー)
水野真由美 今回、初めてJキャンプに参加させていただきました。この3日間は本当に楽しい時間で講師の方、スタッフの方、スポンサーの方をはじめキャンプに関わった皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

Jキャンプではチームプレーの大切さを改めて感じさせられました。ベンチからの声でまわりが見えて落ち着けたり、ベンチにいる選手を含めチームの一体感があったように思います。あと、「許すこと」と「こだわり」という二つの言葉が印象的でした。ミスした事に対し一番悔しいのはミスした本人だから、味方のミスを責めるのではなく許してチームメイトを大事に思う気持ちを補助講師の方から教わりました。もう一つはキャンプで学んだ事を失敗を恐れずとことんチャレンジすることです。味方の誰かと組んで味方を活かし自分が活かされ、教わった事が成功してシュートが決まった時は最高の喜びでした。個人技がある人は1対1で点がとれるかもしれませんが、キャンプを通して学んだチームプレーへのこだわりがバスケットの本当の楽しさを気付かさせてくれたと思います。
このキャンプで体験し学んだことを活かしてこれからもバスケットを楽しんで頑張りたいと思います。本当にありがとうございました。



トト
この事業はスポーツ振興くじの助成により行いました。
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