スタッフとしての声かけ
「アシ」さんからです(2003/6/25)
車椅子バスケのスタッフとして活動を始めてから約半年が経ちました。始めた当初よりは少しづつ理解してきたと思いますし、車椅子バスケットボールを「観る」立場から、何がその時起こっていて、その瞬間に何が必要かと「考える」方向に変わりつつあります。
そこで、マイクに質問したいと思います。
以前までは頑張っているプレーヤーに応援を送ることができました。しかし今は、プレイヤーに声をかけるタイミング、その時の良いプレイに対する言葉、失敗してしまった時に励まし合えるような言葉が、いざ「コーチ」としての立場になるとなにも浮かんできません。「あっ」と思うのですが言葉にならなく、真っ白になってしまいます。何かを始めてすぐの頃は、みんなそうだと思うのですが、マイクはどうだったのでしょうか?そして、どのように打破していったのでしょうか?教えてください、マイク!!
コーチの役割の一つは、プレイヤーに正しい知識を伝え、上達するように導いていく、ということです。
私達は皆、上達させることに気を取られすぎて、つい褒めることを忘れてしまいます。私がまずアドバイスしたいことは、毎回の練習で各プレーヤーには少なくとも必ず一つ、本人が正しく行っていることを伝えるようにする、ということです。
もし、全員に声をかけることを忘れてしまいそうなら、どうぞリストを作ってコートを回りながら一人ずつチェックを付けていってください。
プレーヤーにポジティブな声をかけてあげることは、非常に大切なことです。時間をかけて練習に組み込んでいってみましょう。マイクフログリー
 
Mike