大会2日目 日本 VS アメリカ (女子)
from しんぺ〜

日本の初戦は、いきなり2年前の北京パラリンピックチャンピオンチームとの対戦。
どちらもスピードとクイックネスが秀でたチームだ。
USAにはJキャンプの講師として何度も参加してくれたステフがスタメンで出場。彼女はUSAチームの大黒柱だ。

一方、日本は北京の時に大活躍した網本、井上の世界のトップクラスのシューターを中心に、添田、高橋、吉田がスタート。

試合は1QからUSAがプレスをしかけ、日本のボールコントロールにプレッシャーをかける。
日本は得意のスピードとパッシングで、速攻を重ね、試合は最初から接戦で進む。1Qの最後に日本もプレスをかけ、それにUSAが苦しむ展開になり、試合はどちらにもチャンスがある流れに変わる。(9-11)
2Qのスタートも1Qと同じメンバー。両チームとも1Qの時の戦略と変わらず、同点を繰り返しながら、一進一退で試合が進む。

後半に入り、ディフェンスではオールコートプレスと高い位置でのTカップ、オフェンスではバックピックとクロスピックを、徹底してしかけてくるUSAに対し、プレスをブレークすることに苦戦しだす日本。次第にUSAペースになるが、ここぞ!というときに井上、増子のミドルショットが決まり、再度同点になる。
しかしUSAのプレスの効果で、日本のシュートレンジがどんどん遠くなり、日本はこの流れについていくことができなくなる。

後半の終りから最後までUSAのペースで進み、56−35でUSAの勝利。

Jキャンプの講師だったステフの素晴らしいディフェンスと見事なスクリーン&ロールがとても印象的だった。
日本の強さを何度となくチャンピオンチームに対して表現できたことは、確実に次の試合につながるはずだ!!

頑張れ!ニッポン!