【No.59】Jキャンプ20+1周年記念事業「Take One Push~一歩踏み出す~」を開催いたしました。

8月11日(木・祝)、Jキャンプ20+1周年記念事業「Take One Push~一歩踏み出す~」を開催いたしました。

2000年のシドニーパラリンピックにて、当時車いすバスケ日本代表として出場をしていた及川晋平と神保康広、そしてメディアとしてシドニー入りしていたマセソン(旧姓松江)美季の3人が集まり、それぞれアメリカで経験した車いすバスケのキャンプを日本でもやりたい!という思いを共有しあい、まもなくスタートしたJキャンプ。メイン事業であるファンダメンタルキャンプを12回開催した後、2015年を最後にスタッフ達がそれぞれの分野で東京パラリンピックに向けて注力するためにJキャンプの活動規模を大幅に縮小していました。
その間も歩みは止めることなく、海外での研修事業を始め、人材育成を中心とした企画を少しずつ続けてきました。

20+1年を終え、次の一歩を踏み出すにあたり自分たちが何をしていくのか、パラリンピック自国開催を経て生まれた様々な変化を踏まえて、改めて「可能性と選択肢」という自分たちのキーワードを軸に向き合いました。

そこでたどり着いたのは
「障害のある子どもや若い世代の人たちに車いすバスケの楽しさを伝え、そこから自らの可能性を広げてほしい」という原点。
そして、
「誰もが自分らしく可能性を追求できる社会をみんなで考え、行動していきたい」という思いでした。

そこで今回の記念事業では、昨年度の人材育成事業で講師を務めて頂いたS.C.P. Japanの野口亜弥さんに基調講演をしていただいた後、「自分たちはその属性により無意識、無自覚に自分の可能性を狭めていないか」「自己選択と自己決定ができる社会とは」などをテーマにパネルディスカッションを通して考えました。

S.C.P. Japanの野口亜弥さん

Jキャンプ発起人であるマセソンと、第1回目のキャンプでは参加者であった香西、そして当時はボランティアスタッフであった原田がパネリストを務めました。その3人の対話はあたかも「発起人たちの思い」というバトンを確実につないでいるかのような時間に感じられました。

最後に、Jキャンプにとっての再スタート宣言として、私たちがこれから何をしていきたいのかをお伝えさせていただきました。今回の記念事業に参加いただけなかった皆様にも、近日中に具体的な事業をお知らせできるように準備をしていますので、もう少しお待ちください!

本来ならば、お世話になった皆さま方や過去のキャンパーの皆さんに直接お会いしてお礼を伝える同窓会のような場にしたかったのですが、コロナの状況を鑑み残念ながらオンラインでの開催となってしまいました。
しかし、見逃し配信を含めますと約150名ほどの方々にご視聴いただき、感想もお寄せいただくなど反響もいただいており、大変うれしく思っております。

今回、この20+1周年にあたって、これまでに来日してくれた海外講師の皆さんからもメッセージを寄せて頂きました。
そちらも順次紹介させていただきます!

これからJキャンプはまた少しずつ前へ進んでいきます。、もし一緒にやってみたい!という方がいらっしゃいましたら、ぜひ仲間になってください!
ご連絡お待ちしています!

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Jキャンプ20+1周年記念事業「Take One Push~一歩踏み出す~」

当日のスケジュール:

2022年8月11日(木・祝)
12:30 – 13:00
 オープニングスライドショー(動画はこちら!)
 開会のご挨拶
 (当日は香西宏昭、及川晋平に銀メダルおめでとうのサプライズがありました!)
13:00 – 14:15
 基調講演

 「誰もが自分の選択ができる社会を目指して ~みんなで作る共生社会~」
  登壇者:野口亜弥さん(一般社団法人S.C.P. Japan共同代表)
14:25 – 15:15
 パネルディスカッション

 「自己選択と自己決定ができる社会に」
  登壇者:
  マセソン美季-Jキャンプ発起人・名誉会長
  原田麻紀子-Jキャンプスタッフ/BC Wheelchair Basketball Society勤務
  香西宏昭-Jキャンプスタッフ /東京パラリンピック 車いすバスケットボール日本代表
15:25 – 15:50
 これからのJキャンプについて ~一歩踏み出す~
15:50 – 16:00
 理事長及川晋平からのご挨拶

閉会のご挨拶

〉〉〉〉〉〉〉海外講師からのメッセージはこちらから!Messages from Coaches !

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