NPO法人 Jキャンプ

 Jキャンプの事業

Jキャンプ2003 福島キャンプ 報告 感想文 ギャラリー

写真5 キャンプに参加した方々の中で、最後に井上雄彦先生サイン入りボール(提供;モルテン)を授与された各賞受賞者の6名の皆さんと、一日ごとのMVPを受賞された4名のうち2名の皆さんから感想文をいただきました!

 どちらも選べない!ということで初のベストキャンパー2名選出となった佐藤聡さん(福島)、野沢拓哉さん(富山)、ベストスマイル賞を受賞した鈴木真季子さん(埼玉)、トップチームプレイヤー賞を受賞した松本浩志さん(山口)、トップウォリアー賞を受賞した下久保瞳さん(北海道)、トップラーナー賞を受賞した山中利恵さん(広島)、四日目のMVPを受賞した宮島徹也さん(富山)、二日目のMVP受賞の藤本聖さん(大阪)です。

 ベストキャンパー佐藤さんと野沢さんはキャンプ3週間後行われた高崎大会でなんと決勝戦、それぞれの所属チーム(NO EXCUSE、富山WBC)でベストキャンパー対決を実現させました。キャンプの参加賞としていただいた『リアル』の「リ」のオレンジ色のリストバンドが両チームそれぞれの中で光っていました!

 ベストスマイル賞の鈴木さん、トップラーナー賞の山中さん、二日目のMVPの藤本さんは昨年設立された日本車椅子バスケットボール大学連盟に所属する大学生プレイヤー(障害無し)です。今回、多くの大学連盟のプレイヤーが参加してくださいましたが、その後行われた大会では、鈴木さん所属の埼玉県立大学(SPREAD)と山中さん所属の広島国際大学(Truth)とで決勝戦が行われ、埼玉県立大学が見事優勝を果たしたそうです。キャンプの成果を競ったすばらしい試合だったと観戦した方から伺いました!藤本さん所属の大阪体育大学PMAも3位となったそうです!

 トップチームプレイヤー賞の松本さんはチームに貢献していた、ということで受賞をしていただけあって、プレイ中のみならず、キャンプ終了後、スタッフの一人一人に暖かいお礼の言葉をかけてくださいました!トップウォリアー賞の下久保さんは小さな体で真っ赤な顔をして、とにかく懸命にプレイをする姿が印象的でした!四日目のMVP宮本さんは今キャンプ最年少参加者(14歳)でしたが、14歳とは思えないしっかりとした体と落ち着きのあるプレイで、最初は1対 1でしかプレイしなかったのが、キャンプの中で2対2,3対3などを覚えるにつれ、チームメイトと共にプレイができるようになっていった、その成長を認められ、MVPに選ばれました!

キャンプに参加してくださった方々の中で、感想文を書きたい!という方がおられましたら、ぜひ事務局にご一報下さい!



佐藤 聡 SATOSHI(福島県)ベストキャンパー
チームワーク最高!
satoshi まず最初に、スタッフの皆さん、
今年も本当に素晴らしいキャンプをありがとうございました!
僕は、一回目の札幌キャンプから参加していますが、毎回キャンプを通して感じる事があります。それは、四日間でこんなにもチームワークが育つものなのかという驚きです。今回ベストキャンパーに選ばれましたが、それもチームワークが良かった結果であり、チームメイトには本当に感謝しています!
これからもキャンプが継続される事を心から願っています。キャンプマニアより。


野沢 拓哉 TAKU(富山県)ベストキャンパー
 J camp 感想
taku今年もこのキャンプに参加できたことを大変嬉しく思います。昨年初めてキャンプに参加し、“楽しむ”ことってなんて素晴らしいんだろうと思いました。今年もまたあの楽しみを味わえると思うとワクワクしてなりませんでした。
ダンコーチをはじめ素晴らしいコーチに楽しむことを教えていただきました。一日中バスケット三昧で疲れを忘れて楽しいキャンプを過ごすことができました。
なぜ楽しいかというとキャンプでは、全国から車椅子バスケが好きだという人が集まり一緒になって”play hard”できるからです。

それにチーム毎に分かれてプレーをしますが参加者全員で協力し合えるからです。キャンプを通してたくさんの友達ができるし、新しい発見もできます。
まだ参加されていない方は、是非J campに一度参加してこの“楽しさ”を味わってもらいたいと思います。
J campを支援してくださっている方々には大変感謝しています。ありがとうございます。このキャンプを毎年開催されますことを期待しています。


鈴木 真季子 SU-SAN(埼玉県)ベストスマイル(最も楽しんでいた人)
キャンプで出会った皆様へ
su-san キャンプが終わり、帰りの車の中で思った。「自分のバスケ車が欲しい!!」
私は、埼玉県立大学で社会福祉を学んできた学生だ。その大学生活も残りわずかとなったが、私のこの大学生活のほとんどが車椅子バスケットボール漬けの毎日だっただろう。
三年前あるきっかけで車椅子バスケットサークルSPREADというチームを仲間と立ち上げ、お世話になっている選手の皆様から使わないバスケ車を頂き、部員20名の今日に至る。この三年間でバスケを通して沢山の人と出会い、自分も大きく変化してきたと思う。

車椅子に乗ってバスケ。初めの頃よくサークルの仲間と自分達が競技することについて話し合ったのを覚えている。足が健常な自分たちが車椅子に乗ってバスケ。この競技にのめり込んでいくのが分かるから、余計にモヤモヤしながらではいられなかったのかもしれない。今では、このたくましくなった腕でノースリーブを恐れながら着る自分になんだかおもしろさを感じつつ、戦術について固い頭を振るわしたり、自分のプレイに自信がなくてふさぎ込んだり、チームの仲間と声張り上げたりとしているのである。
Jキャンプ、ただただ楽しくてたまらなかった。動きの技術だけでなく心の技術も学んだ。たった四日間で、初めて会った人たちと「チーム」を作れる。そのなんというか、チームプレイの大きさに気づかされた。みんなと輪になる。勝つ前にどれだけみんなと話し合ったことが活かせたか、どれだけ互いに思いやれたか、どれだけ一人ひとり楽しめたかだったんだ!!
 ダン講師をはじめ講師の皆様、スタッフの皆様、そして今回キャンプを共にできた選手の皆様、すばらしいキャンプ本当にありがとうございました。
追伸
スポーツってやっぱりいいもんだなぁ。


松本 浩志 HIROSHI(山口県)トップチームプレイヤー(チームに奉仕、貢献した人)
福島キャンプに参加して
hiroshi 車椅子バスケットボールキャンプin福島2003『J・camp』に初めて参加して、緊張と期待で胸が苦しかったのを覚えています。
 僕自身、キャンプでの目標として「自分自身の確認」そして「楽しむ」を引っさげての挑戦でした。昨年参加したチームメイトの大嶋義昭君から「楽しんで来て下さいね!」とのメッセージ・・・・・。彼は今回も参加予定のはずでしたが、体調不良により参加することができませんでした。彼とは職場も一緒で毎日のようにバスケの話をしています。「すごく楽しいよ!」「バスケしてるって感じになった!」など、福島でのキャンプの話を聞いていました。ならば!と参加を希望しました。

 早稲田正浩君(ワセ)と共に。二人ともバスケに対してまだ技術も考え方も甘くて、初心に戻ってやってみようと決意していました。 初日、昨年末のラスベガスツアーで一緒だった方達、そして5月に山口県で行ったキャンプの講師の方達と再会し、久々に感動しました。
 今回この4日間、朝から晩までバスケづくしの毎日、得た事はたくさんあります。友達ができ、自分のバスケスタイルが見え、楽しむ事ができ、理解することができ、そして個人スキル向上へのきっかけをつかめた等。これからもやる事はたくさんあります。
 今は毎日バスケの事を考えていて、今までの自分とは「違う!」を実感しています。嬉しい事も、楽しい事も、努力する事も、みんなで共感できた事もきっと忘れません。ワセの初日のMVP、最後の日のリアルトーナメントでの優勝、そして僕が得た「奉仕賞」、今までやってきてよかったと思いました。もっとたくさんの人に車椅子バスケを知ってもらいたいです。
 講師の方々、そして僕たちみんなを支えてくださったスタッフの皆さん、スポンサーの皆さん本当に心から感謝しています。ありがとうございました。最高でした!


下久保 瞳 HITOMI(北海道)トップウォーリアー(敢闘賞)
Jキャンプに参加して。
hitomi キャンプには『楽しいバスケ』をしたくて参加しました。
普段の練習ではバスケを楽しむ余裕がなく、思うようにプレーができないことや、自分のせいで同じチームの人に迷惑をかけてしまうという気持ちで常にいっぱいいっぱいになっています。いつもは自分の動きをわかって、まわりの人がプレーしてくれるという安心感の中でプレーしている自分がいて、キャンプではどうなっちゃうんだろうと不安でしたが、その不安はWARM UPでやった『BOAT RACE』で吹っ飛びました。
チームの最後部の選手にタッチされたら負けというルールを聞いて、“あぁ〜もうダメだっ・・・みんなゴメンナサイ”  一度目はアッという間にタッチされてしまいましたが、チームの人たちは一番遅い私を後から押してくれて、二度目はタッチされずに勝ち残ることができました!あの時は本当に嬉しくて、泣きそうでした・・・

初めて会う人たちで初めて一緒にプレイしてるのに、この一体感は何!?なんともいえないチームワークに鳥肌モンでした。賞をもらえたのは、チームの人やキャンプで出会った人たちに助けられたおかげだと思います。
本当にありがとうございました!キャンプに参加したことで、少し成長した自分を毎日感じています。
Jキャンプ最高!!!!


山中 利恵 SANCHUU(広島県)トップラーナー(常に学ぶ姿勢を持っていた人)
感 想
sanchuu 今回のキャンプに参加できたことを本当にうれしく思います。
 キャンプ中ずっと講師の方々に言われていた言葉は“talk”です。すべてのプレーに仲間とコミュニケーションをとる大切さを感じました。また、講師の方々の丁寧な指導はとてもわかりやすかったです。今まではただ何となくやっていたピック&ロールやスクリーン&ロールも一つ一つの動きをきちんと理解しプレーできるようになりました。質問をすると理解するまで教えていただき本当によかったです。
 車椅子バスケットの知識が増えたことももちろんですが、同じように車椅子バスケットを楽しみ、努力できる仲間や講師の人々と出会えたこともこのキャンプで得たものです。一つのプレーがチームでできたときは飛びあがってみんなでよろこびました。私はゲームで勝つのはうれしかったけど、

 それよりも納得のいくプレーをチームでできた時のほうがうれしかったし、盛り上がったと思います。
このような素晴らしい体験ができたJキャンプに参加させていただき、講師の皆様、実行委員ならびにスタッフの皆様、スポンサーの皆様に大変感謝しています。ありがとうございました。これからキャンプで教わった事を生かし、もっと上手になって楽しく車椅子バスケができるように頑張っていきたいです。


宮島 徹也 TETSUYA(富山県)四日目MVP(チームワーク)最年少参加者(14歳)
感 想
tetsuya  僕は初めて福島キャンプに参加していろんな人たちと出会い、いろんなコトを学び、とても勉強になりました。福島キャンプで習ったことをこれからのバスケットにいかしていきたいと思います。
また最終日にはMVPももらったので、福島キャンプのMVPと言う自覚を持ち、自分の夢を一歩一歩歩んでいきたいと思います。
このキャンプに参加できて本当に良かったです。来年も参加したいです。


藤本 聖 HUJIMON(大阪府)二日目MVP(ハッスル)
hujimonJキャンプ
 今回Jキャンプに参加できたことをたいへん嬉しく思います。また、Jキャンプを支えて頂いたダンをはじめコーチ・スタッフの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
 ありがとうございます。
 Jキャンプ…『とても楽しかった』の一言です。いつの間にかコーチの手の内で転がされてるみたいに、自分では、いつこんなに楽しい気持ちになったのかと思うくらい最高の時間を過ごすことができました。
 また、このJキャンプで自分と同じ本当に車椅子バスケが大好きな“バスケばか”に出会えたことを嬉しく思います。私自身本当に車椅子バスケが好きなんだなと再確認することができました。
 『バスケばか』にありがとう


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