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第2回車椅子バスケットボールキャンプ(Jキャンプforコーチ)in 千葉2015 報告

ファンダメンタル報告 forコーチ報告 感想 ギャラリー

◆Jキャンプ千葉2015

1)概略

コーチ向けのキャンプとして、ファンダメンタルキャンプに併走させる形で、今回2回目の「Jキャンプforコーチ」を開催しました。イリノイ大学で開催されていた「コーチングクリニック」へJキャンプからスタッフを数名ずつ毎年派遣し、蓄積してきたものを軸とした内容で、イリノイ大学で行われていた形式と同様、プレイヤー向けのファンダメンタルキャンプの合間、前後に座学を盛り込むスタイルをとりました。


2)参加者層

1)受け入れ人数としては上限で10名と設定し、9名が参加しました。
2)実際にチームのコーチとして活動している方に加え、ベテラン選手でコーチングについても勉強の必要性を感じている方、あるいは他競技でコーチをしている方など多彩な顔ぶれとなりました。

3)スタッフ体制

及川 晋平
(NPO法人Jキャンプ理事長。現日本代表男子チームヘッドコーチ。2012年ロンドンパラリンピック男子日本代表チームアシスタントコーチ、NO EXCUSEプレイヤー兼ヘッドコーチ。2000年シドニーパラリンピック日本代表)
橘 香織
(NPO法人Jキャンプスタッフ。現日本代表女子チームヘッドコーチ。2011年U25日本代表女子チームヘッドコーチ、2008年北京パラリンピック女子日本代表マネージャー。SCRATCHヘッドコーチ、茨城県立医療大学ROOTsヘッドコーチ)
左の講師名をクリックすると写真が表示されます。
4)まとめ

 自発的な学びを求めるようなやり方を含み、「ちょっと学んでみたい」という好奇心だけではうまくフィットしない企画内容ですので、今回は、なぜこの企画に応募をしたか、ということを申込書に記載していただきました。企画と参加者とのミスマッチを防ぐため、この企画が非常にハードかつ深い内容であることを伝えたうえで、できるだけ実際指導に当たっていることを前提として募集をかけました。これにより、長い期間実際にコーチをしている方をはじめ、他競技ながらも日本代表のコーチをしている方などが参加してくださり、深夜に及ぶディスカッションなど、参加者の皆さんにより内容は充実したものとなりました。参加者アンケートからも、内容に対する満足度の高さがうかがえます。
 現在のカリキュラムは、1)に書いた通りイリノイ大学で行われていたコーチングクリニックを基盤としていますが、同クリニックは現在行われていません。指導者であるマイク・フログリーがカナダの車椅子バスケットボールアカデミーに移ったためですが、今後のより良いカリキュラムの為、スタッフの「インプット」の為の方法を、また別途研修等の形で検討していきたいです。

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