『Better than the Best』

U25AC・Jキャンプ国際担当原田麻紀子からの4日目の現地の様子が届きました。

第2戦カナダ戦を迎えた4日目の朝はゆっくりめで入ることで体力調整。

その後朝は、橘HCが寝る間も惜しんで分析したビデオを見ながらのチームミーティング。コーチ陣の指摘のみならず、選手間の意見交換も少しずつ活発になってきました。

お昼から練習が1時間半あり、カナダ戦対策。

実は昨日、今日とブロック大学の学生さんがおにぎりの差し入れをしてくれました。少しカナダの食事に疲れ気味の選手たちには、おにぎりは最高のごちそう。初めて会った方なのに、このようなサポートをしていただき、本当にありがたいですね。

試合は想像したよりアウェイの雰囲気はなく、逆にトロントからわざわざ来てくださったご家族を含め、日本を応援してくれている人たちも何人かいたのはとても心強かったです。

しかし、試合には負けてしまいました。滑り出しが悪かったことと、フィニッシュが弱かったこと、ディフェンスの対応が的確にできなかったことが主な敗因。他にももちろん修正をしなくてはいけないことがありますが、昨日よりは今日のほうが良くなっていて、まさにBetter than the Best 、昨日の精一杯やった成果から、また一つよくなって、選手もコーチも今日の私たちのベストが出せたのかなと思っています。また明日、また一つ良くし、最終日まで階段を登り続けていきたいです。

夜にはオーケストラのコンサートがいつも昼食をとる所で大会のエンターテイメントとして演奏されていました。無料だったのですが、鑑賞者は少なめ。選手たちは疲れもたまっているだろうし、若い選手にクラシックのコンサートはちょっと向いていなかったのかもしれませんね。宿泊所のすぐ隣や、野外でやっていたら、もう少しみんなも見に出てきたかもしれません。

この大会では、選手同士もコーチ同士もお互いを潰しあおうというよりは、一緒に成長していこうという雰囲気があるように感じます。少なくともここまでは。今日もカナダのチームは私たちを称えてくれ、アメリカのコーチ陣もアドバイスをくれました。オーストラリアのコーチ陣とは本当にお互いが成長できるいい大会だということを話し合い、試合後なのでちょっと遅いといえば遅いけど審判も成長しようという姿勢を見せてくれました。

今日の負けに対し、日本の選手は涙を流しました。まだ第2戦。でもいろいろ思うところがあったのだと思います。このような機会が与えられなければ感じることもない感情だろうし、何が出来て何が出来なかったか、他国のレベルはどうなのかをこの若い年代で経験することはとても意味があることだと思います。もちろん悔しいだけで終わらず、それを次の成果につなげるために行動を起こしていかなくてはいけません。選手を育成する側としては、それをしっかりとサポートする体制を整え、実行に移していかなくてはなりません。

次は南アフリカ戦。また一つ成長できるよう頑張ります。

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伊藤真吾/いとうしんご

Jキャンプスタッフ、広報担当 2007年からNO EXCUSEを撮影し始め、車椅子バスケットボールに関わり始める。 Jキャンプ2008に撮影ボランティアで参加し、その後スタッフになり、 チャンスがあれば海外大会への観戦・取材にも飛んでいく。 【2008年・中国】北京パラリンピック 【2010年・中国】広州アジアパラ競技大会 【2011年・韓国】ロンドンパラリンピックアジア・オセアニア地区予選 【2012年・イギリス】ロンドンパラリンピック 【2013年・アメリカ】全米大学車椅子バスケットボール選手権大会