完全アウェイの中、日本対カナダは52-65で試合終了。
前回のドイツ戦から比べると見違えるように向上した日本。
北田千尋を積極的に使うことにより(21分、11得点)、
スピードある攻撃とインサイドを中心とした内海萌(23分、13得点)の攻撃の
二つの柱(網本麻里+北田、網本麻里+内海)ができた。
そしてこの二つは十分機能してきた。
一方カナダは、その二つの柱に対して、ディフェンススタイルを的確に変え、
対策をしたことにより、日本の流れを作ろうとする動きを要所要所で断ち切っていった。
また日本は最後まで♯7Cindy Ouelletの速いドリブルからの攻撃を
封じ込むことができず(10/25 25点)、カナダの流れを最後までとらえることができなかった。
ポイントは第3Qの後半で日本が8点差まで詰め寄ったところ。
そのときにカナダがスイッチを変え、♯7Cindyを中心としたスピードのあるアタックを
封じ込むことができず、日本はその先に行けなかったことが勝負を決めた。
しかし、解説のJerry(現カナダ男子代表ヘッドコーチ)が
「残り18秒12点差でも最後まであきらめず、しっかりタイムアウトを取り、
エンドゲームシチュエーションのプレイをする日本は、その勤勉で誠実なプレイが
最後まであきらめない気持ちにしっかりつながっている」
と語るように、最後までベンチとコートが一丸となって戦っていた。
この2戦を振り返ると、圧倒的なボールハンドリングからの得点をする選手に対し、
日本がチームとしてどう守るのかがポイントとなった。
日本は、ディフェンス、オフェンスとも、確実に向上しており、次の南アフリカ戦は、
しっかりとチーム力で勝ち、良いイメージを持って決勝トーナメントに入ってほしい。
3位でBプールを通過すると考えると、
Aプールのアメリカが今日オーストラリアに勝ったので(オーストラリアはイギリスに勝っている)、
決勝トーナメント1回戦はオーストラリアかイギリスになるだろう。
GO!!!フレッシュJAPAN!!!!!
(事務局 カネコ)
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