『フレッシュ‐JAPAN!』

U25AC・Jキャンプ国際担当原田麻紀子からの大会最後の現地の様子が届きました。

5位という結果と参加者それぞれが何らかの成果を得られたフレッシュジャパンは、10日間、通訳、ビデオ撮影、観光の手配まで本当に色々とお世話になったボランティアゆきほちゃんに別れを告げ、朝8時半にブロック大学をあとにしました。トロント空港まで約1時間バスに揺られ、無事空港に到着。バンクーバーに戻る私(AC原田)もチェックイン後、フレッシュジャパンの皆と別れることになりました。
あじさい杯とその事前合宿から始まり、名古屋でのジュニア大会、成田事前合宿、そして本大会と本当に短い間でしたが一緒に時間を共有し、一緒に成長できた仲間との別れはとても淋しいものです。でも、この旅にきちんと終止符を打つことが、次の旅の始りになるのだと思うと、気持ちよく選手を送り出したい気持ちになりました。

振り返ると本当に様々な人にお世話になりました。連盟の関係者を始め、フレッシュジャパンを参加させてくださった国内諸大会、また対戦してくださったチーム、合宿で練習相手になって下さった選手の方々、お餞別をくださった方々、U25を取り上げてくださったメディアや諸団体の方々など、数え切れない方々のサポートがあったからこそ、選手もスタッフも自分の役割に十分集中し、全力を尽くすことができました。本当にありがとうございました。

U25という大会は女子の発展はもちろん、コーチ・審判などの育成にも貢献できる素晴らしい大会です。日本では、まだ若い世代の女子選手が少なく、またそのグループをターゲットとした育成はほとんど行われていません。今回は参加が決まってから、準備までの期間が非常に短かったですが、今度は4年かけて準備をすることも可能です。U25という大会は、今回のように大会中でも選手やコーチの成長を促すことができます。しかし、次回以降はこの大会を目標とすることによって国内で早くから準備をし、またそれを女子ジュニア世代の育成体系を発展させるきっかけにもできる素晴らしい可能性を持った大会だと考えます。今回参加した私達が、今大会の様子や成果を多くの方と共有することで、出来る限り日本の女子の発展に貢献できたらと思います。
改めてフレッシュジャパンのACとして選んでいただいたこと、また応援をしてくださった全ての皆様、フレッシュジャパンの素晴らしい選手たちとスタッフ陣に心からお礼申し上げます。

フレッシュ‐JAPAN!

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ABOUTこの記事をかいた人

Jキャンプスタッフ、広報担当 2007年からNO EXCUSEを撮影し始め、車椅子バスケットボールに関わり始める。 Jキャンプ2008に撮影ボランティアで参加し、その後スタッフになり、 チャンスがあれば海外大会への観戦・取材にも飛んでいく。 【2008年・中国】北京パラリンピック 【2010年・中国】広州アジアパラ競技大会 【2011年・韓国】ロンドンパラリンピックアジア・オセアニア地区予選 【2012年・イギリス】ロンドンパラリンピック 【2013年・アメリカ】全米大学車椅子バスケットボール選手権大会