予選グループ世界選手権三日目:運を掴めず69-73でイランに逆転負け

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第三戦:日本-イラン
1Q 18-22
2Q 39-33(21-11)
3Q 56-47(17-14)
4Q 69-73(13-26)

この試合を勝ってセミファイナルラウンド進出を決めたい日本。
前半は藤本の高さを生かしたインサイドショットで始まり、高さのある相手にも負けずに決めていった。

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香西のアウトサイドショットも出始めて、
日本に流れが傾きかけたところで1Q終了。

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2Qは千脇が活躍。力強いオフェンスリバウンドからのゴールしたのショット、
ピックアンドロールからロールインしてインサイドショットなどを中心に日本はオフェンスを展開。
ディフェンスは高い位置からボールマンへのプレッシャーをかけていき、粘り強いディフェンスで、
点差を離していきます。

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日本ペースで進んでいたこの試合が急展開したのが4Q。
イランは4連続得点であと1ゴールに迫り、イランがパスカットしたボールがレフェリーにあたり、
不運にもイラン選手の手元に収まり、ファーストブレイクで逆転をされてしまう。

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一方で日本は残り5分半まで得点を上げることが出来ない厳しい状況で、
ファールをもらいフリースローをしっかり決めていき離されません。

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日本はイランになんとか食らいつきながら試合を展開していたが、
再びここでイランにカットされたボールがレフェリーに当たり、イランボールになるなど、
不運が続いて6点差まで離されることもあった。
それでも決して心が折れることなく戦い続け、
残り1分16秒で香西の右0度付近からファールを受けながら放ったショットを決め、
そしてそこで得たフリースローも決めて1点差まで詰め寄った。

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最後はファールゲームを仕掛けあと一歩のところまで追い詰めるも、
届かずタイムアップ。悔しい逆転負けとなってしまった。

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日本はグループリーグの最終成績を1勝2敗とし、日本・イラン・オランダが同じ勝敗数となった為、
ゴールアベレージ(総得点÷総失点)で順位が付けられ、その結果2位で予選を通過が決定した。

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(広報:伊藤)

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Jキャンプスタッフ、広報担当 2007年からNO EXCUSEを撮影し始め、車椅子バスケットボールに関わり始める。 Jキャンプ2008に撮影ボランティアで参加し、その後スタッフになり、 チャンスがあれば海外大会への観戦・取材にも飛んでいく。 【2008年・中国】北京パラリンピック 【2010年・中国】広州アジアパラ競技大会 【2011年・韓国】ロンドンパラリンピックアジア・オセアニア地区予選 【2012年・イギリス】ロンドンパラリンピック 【2013年・アメリカ】全米大学車椅子バスケットボール選手権大会