ばなJAPAN世界選手権への切符を獲得(世界選手権AOZ予選7日目/女子)

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スターティングメンバー【#4吉田・#7増子・#10萩野・#11古野・#15網本】

準決勝の相手は中国。
予選ラウンドでは、50-55の負け、46-39で勝ち、の1勝1敗。
日本はディフェンスもよい形で、リバウンドも勝っていたものの、最後のショットが決まらない。
持ち点1の萩野がフリーでショットチャンスのある場面、
迷いのあるシュートになっているのを見逃さなかったばなHCがタイムアウトで萩野にかけた言葉は
「お前のシュート確率はゼロ%じゃない。必ず合ってくる!」
そのことばに笑顔でうなづく萩野。
しかしその後、中国のピック&ロールからしっかりミスマッチを作った攻撃がじわじわとボディブローのように効いてくる。のみならず、日本のエース網本のシュートがことごとく入らない。
この試合、網本のシュート確率は一桁台。
フィニッシュがどうしても決まらず、28-45でタイムアップ。
この日15時45分からの3位決定戦に回ることとなった。

続く3位決定戦の相手はタイ。
予選ラウンドでも大差で勝利している相手に66-13で快勝、3位が確定。
これで、女子も世界選手権の切符を手に入れることが決まった!
今回の世界選手権から男女が別開催となり、女子は来年6/19~29にカナダ・トロントで開催予定。

ばなJAPANの皆さん、おめでとうございます!!!!!
そして長い戦い、お疲れさまでした!!!!!

新しいチームを作っていくことは、きっとつらい道のりとなるでしょうが、
だからこそ、たどり着いた場所から見える景色はきっと格別だと思います。
トロントも、Jキャンプは全力で応援します!!!!!

試合レポート:カネコ(事務局)

橘HCコメント
(中国戦の敗戦について)
オフェンスのフィニッシュが決まらないと勝てないというのがこのスポーツのルールで、
日本の1スレのまり(網本)が一番シュートを打っていて決められないのであれば当然の結果だと思います。
ただディフェンスは作戦通りで中国も勝負にくる中で45点に抑え、
更にシュート数が日本は59本のところ中国を47本と抑えることがることが出来たことは評価しています。
そして、大会を通してどのメンバーが出た時も戸惑うことなく、
チームとしてやることをやれるようになったのがとても大きな成果です。

(今大会について)
最後のタイ戦でも細かいディフェンスのミスなどをしたりして、
細かい詰めの部分ではまだまだで、
3位で大会を終えてこれが今の日本の立ち位置なのかなと思います。
この結果に対しては決して満足はしていませんが納得しています。
新しいチームスタイルに移行してる中で、それをこの大会を通して取り組めた事が非常に大きな成果で、
この精度を高めていく事によって本当に強いチームの画が見えて、その点は満足しています。

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アジア・オセアニア地区3位で世界選手権の切符を手にしたばなJAPAN!!

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試合後オーストラリアから「See you in Toronto!!(トロントで会いましょう!!)」と祝福された

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この大会のばなJAPANの合言葉、「We are たちばなJAPN だYO!!」

コメント&写真:伊藤(広報)

◆現地からのツイート◆
・準決勝:中国戦
・3位決定戦:タイ戦

本日の試合結果(女子)
日本 28-45 中国
タイ 67-3 オーストラリア
日本 66-13 タイ

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ABOUTこの記事をかいた人

Jキャンプスタッフ、広報担当 2007年からNO EXCUSEを撮影し始め、車椅子バスケットボールに関わり始める。 Jキャンプ2008に撮影ボランティアで参加し、その後スタッフになり、 チャンスがあれば海外大会への観戦・取材にも飛んでいく。 【2008年・中国】北京パラリンピック 【2010年・中国】広州アジアパラ競技大会 【2011年・韓国】ロンドンパラリンピックアジア・オセアニア地区予選 【2012年・イギリス】ロンドンパラリンピック 【2013年・アメリカ】全米大学車椅子バスケットボール選手権大会